とても華やかに見える女子アナウンサーの年収ってどのくらいなの?
理知的で艶やかで露出度が高いので、一般庶民には全く手の届かない金額
と思いきや意外な事実が見えてきました。
女子アナウンサーの一般的な平均年収はそれほど多くない、そして思った
よりはるかに大きい年収格差の事実、その格差はどうして生まれるのか、
その実態を探ります。
Contents
高収入はフリーアナウンサー
フリーアナウンサーのスキル
女子アナウンサーの年収は、一般会社員では考えられない年収・給料だと
いわれていますが、それはフリーアナウンサーになった場合の話です。
フリーアナウンサーになれば自分がやりたい番組を担当できるし、収入面
が大きくアップする可能性もあります。
但し、フリーになれば今までよりいろいろとシビアに評価されます。
アナウンサーとしてのそれに見合うスキルがないと見なされれば、仕事の
依頼はもらえません。
他にも、「成功したい」と闘志を燃やしているライバル達は多くいるのです。
また、アナウンサーは人気が左右する面も大きく、いくらアナウンスの技術
があっても、それだけで大きな成功を収めるのは難しいところもあります。
フリーアナウンサーへの道のり
そのため、実際には局アナウンサーとして多くの経験を積み、その局の看板
アナウンサーに上り詰めたような人が、何かのきっかけや、タイミングで
フリーになっていることが多いです。
フリーになれば、バラエティー番組への出演やCMといった収入源が年収を
大幅にアップさせる後押しをします。但し仕事が無ければ給料はゼロという
リスクも同時に抱えています。
女子アナウンサー合格は難関、そしてフリーでの成功は超難関
フリーアナウンサー厳しい現実
局アナウンサーとして働いている人たちの中には、アナウンサーとして年収
アップを目指し「将来はフリーアナウンサーになりたい」と夢見ている人が
いる反面、ここ数年、女子アナウンサーたちはフリーになりたがらない傾向
にあるのです。
実績もない、実力もない女子アナがたとえフリーになったとしても、仕事は
回ってきません。女子アナウンサーが年収アップを望んで、フリーになった
としても厳しい現実が待っています。
それだったら、年を取って肩身が狭くなったとしても、局アナとして居続け
るほうが安心だし、収入は安定しています。子供ができたら育休も取れるし、
たとえ高収入を手に入れる可能性が広がるフリーと言う存在がちらついたと
しても、フリーアナ転身はリスクが大きすぎます。
今の時代、女子アナウンサーも保守的になってきているようで、女子アナウ
ンサーが年収アップを目指してフリーになるのを躊躇する傾向にあります。
女子アナウンサー採用も狭き門
フリーで高収入を得られる道は厳しいのですが、そもそもその前の段階、
女子アナウンサー採用までたどり着く道も険しいのです。
女子アナウンサーとなると容姿も問われるし、マインドも強い物を求められ
ます。自分に自信を持つこと、それは容姿もマインドも両方です。テレビに
出るのに自分の容姿とマインドに自信がないようでは話になりません。
試験も狭き門です。狭き門をくぐり抜けたとしても、最終的にフリーになって
女子アナウンサーとして多くの年収を手にするのはほんの一握りの人たちです。
女子アナウンサー超がつく格差社会の裏事情
女子アナウンサーはスタート奪取がポイント
女子アナウンサー勝ち組への道のりは厳しいものがありますが、女子アナ
ウンサーほど、スタートダッシュが重視される職業はないかもしれません。
普通の会社であれば、入社から数年はじっくり育てるという方針ですが、女子
アナウンサーは1年目からが勝負です。とはいえ、チャンスは平等にあり、
2〜3年目までは、誰でもそれなりの番組が与えられます。
この2,3年の間に、スタッフ側になんらかの可能性を感じさせたり訴えかける
ものがあったりすれば、出世街道のレールに乗れます。逆にこの間に認められ
なければ、その後に活躍する可能性は年々狭まっていきます。
局アナウンサーとフリーアナウンサー格差に驚き
フリーアナウンサーになって成功すれば今までより年収が10倍以上に膨れ上が
るということはザラにあります。
元TBSのぶりっこキャラ田中みな実アナがフリーに転身し、話題となっていまし
たが、TBS時代の年収は700万円ほどだと言われています。もちろん、それでも
この年代の一般企業に務める女子より収入は遙かに多いのですが、びっくりする
ような額ではありません。
フリー転向後は多くの番組のMCなども受けており、その年収はほぼ10倍になり、
推定7,000万円とか言う話です。
また、最近では元日本テレビの夏目三久アナがフリーに転じてから局アナ時代の
25倍、年収が2億円に大きく跳ね上がったという話もあります。
今の世の中、一般企業も実力社会、そして格差社会の傾向ですが、女子アナウン
サーは、まさに格差社会を地でいっている感があります。
女子アナウンサーが年収大幅アップを求めてフリーに転身するのか、地道で堅実
な局アナのままでよしとするのか一見煌びやかな世界の裏で、テレビ画面からは
見えない女の葛藤があるのです。
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