正月太りは食べすぎ、飲み過ぎで摂取カロリーが多くなリ過ぎるのが
主な原因です。正月太りを解消するには、食事に気を配ることと適度な
運動が必要になります。
過度なダイエットはリバンドを招きますので、無理なく正月太りを解消
できる方策について記述しました。参考にしていただければ幸いです。
Contents
正月太りの原因はカロリーと塩分の過剰摂取
正月太りは飲み過ぎと食べ過ぎが一番の原因
年末年始は、炬燵に入りテレビを見ながら美味しいものを食べると
いう生活が数日続くという人も多いと思います。体を動かさず、飲んだ
り食べたりの生活は必ず反動が来ます。
いわゆる、正月太りですが、多くの人は経験していると思います。
毎年毎年つい繰り返してしまう正月太りですが、食べ過ぎ飲み過ぎが一番
の原因であるのは明らかです。
お餅をはじめ、甘酒や おせち料理の中の栗きんとんなど正月太りを引
き起こすには十分な炭水化物が含まれています。これらの料理をお正月と
いう1週間ぐらいの短期間で たくさん食べることが、正月太りを招いてし
まいます。
しかもクリスマスや忘年会など12月は食べたり飲んだりの機会がいつも
の月より多いのに引き続いて正月に突入するので、どうしてもカロリーを多
く摂取してしまい太りやすい状況に陥ってしまいます。
正月太りの落とし穴は塩分過剰摂取
但し、正月太りの原因は単にカロリー摂取が過剰になったために起こる
現象ではありません。意外なところに落とし穴がありますが、正月はいつも
の時期より塩分を多く取りすぎる傾向があります。
おせち料理は、昔から保存食としての価値もあるため塩分が多く使われ
ています。塩分を取りすぎると、血液の濃度が高くなるため体内に水分を
保持し、血液の濃度を薄めようとする動きが活発になります。
そのためむくみが生じやすくなり、太る原因となります。正月は、普段
より飲んだり食べたり、カロリーを多く摂取しがちですが、それ以外に塩分
の過剰摂取が太りやすい体質に変えてしまいます。
正月太りのリセットには簡単運動がお勧め
正月太りの原因は運動不足
食べ過ぎ飲み過ぎの他に、運動不足も正月太りの原因です。お正月は1年
の中でも寒い時期なので、どうしても外出を避ける傾向にあり、家にこもり
がちになります。
家にこもりがちになると必然的に普段の生活と比較しても運動量が少なく
なります。 運動量が落ちるということは当然、消費カロリーも減ってしまい
ますので、お正月料理で増えた摂取カロリーを消費できない悪循環に陥ってし
まいます。
正月太りの意外な原因とは?
また、食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足と比べて 殆どの人は意識しないと
思いますが、気温の低下が正月太りに拍車をかけているのです。寒さによって、
体温が低下してしまうと基礎代謝が下がってしまい運動不足での代謝低下も加
わり、消費カロリーが大幅に低下してしまいます。
代謝が落ちれば痩せにくくなり身体は脂肪を溜め込もうとしてしまいます。
なので部屋の中では暖房を十分に行い身体の冷えがおこらないようには防寒
対策をしっかりとやりましょう。
正月太りリセットには足踏み運動が手軽で便利
正月太り解消にはウォーキングが適していますが、寒い時期ですから外に
出るのは辛いと思います。そんな時は家の中で出来る足踏み運動がおすすめ
です。基本はひざ(太もも)を大きく上げることで、水平になるくらいには
上げて下さい。上げ過ぎて身体が反らないようにしますが、前のめりもよく
ありません。
その場で足踏みをするだけですから簡単で、行進をするように両手を床と
平行になるまで前後に振りながら、膝が直角になるまで上げるだけです。
この足踏み運動を50回~100回やるだけでも結構な運動になり、有酸素運動と
筋トレを兼ねた運動になります。テレビを見ながらでも出来るので、本当に
手軽で便利です。
正月太りリセットに役立つ「ちょこっとプラス運動」
わざわざまとまった時間を取らなくても、毎日の生活でしていることに
「ちょこっとプラス」する方法で、ダイエット効果が期待できます。空いてい
る時間にちょこっと意識するだけで運動になり体は少しずつ変わっていきます。
「ちょこっとプラス運動」にはエレベーターを使わず階段を上る、電車や
バスでは座らずかかとをあげて立つ、お風呂掃除は床までしっかり磨くことで、
二の腕や背中が鍛えられる、一駅前から歩くことによってウォーキング効果が
期待できる等、日常の生活を少し変えるだけで効果てきめんです。
正月太りをリセットする食事によるダイエット方法
正月太りリセットにはまず野菜から食べること!
お正月の食べ過ぎ飲み過ぎの影響で胃袋は以前よりも大きくなってしまって
います。 胃袋が大きくなっている悪影響は、それだけたくさん食べないと満足
できないことです。まずは、この大きくなってしまった胃袋を元に戻す必要が
あります。
そこで、おすすめなのが、食事の前に「野菜」を先に食べる事です。食事の
最初に、食物繊維の多い野菜を食べることによって、糖の吸収を抑えられる、
脂肪の吸収を抑えられる、満腹感が得られるという効果があります。
先に野菜を食べることで空っぽの胃が落ち着くので、その後の食べる勢いも
抑えてくれます。そうなると、太りやすいご飯やおかずを食べる量が自然に少
なくて済むので、野菜を先に食べるだけでその後に食べる主食の量を減らすこ
とができます。
正月太りをリセットする食べ物の種類
カリウムを含んだ食べ物を取り入れると、むくみの元である塩分と水分を
利尿作用で排出するため効果的です。主に納豆・里芋・するめ・いわし・ササミ
・豚ヒレ肉・生ハム・鶏むね肉・昆布・わかめ・ひじき・青のり・かぼちゃ
・ほうれん草・バナナ・アボガド・キウイなどです。
ポリフェノールを含む食べ物には血液をサラサラにして、正月太りの原因で
あるむくみを解消します。また、ポリフェノールは血中コレステロールを下げる
作用があります。主に赤ワイン・苺・ブルーベリー・生姜・チョコ・緑茶
・コーヒー・ココア・納豆などの食べ物に豊富に含んでいます。
サポニンを含む食べ物には利尿作用があり、体内の水分量を調節するため、
正月太りの原因であるむくみを解消してダイエットに繋がります。主に大豆
・ゴボウ・きゅうり・スイカ・ブドウの皮コーヒー・紅茶・緑茶などに含まれ
ています。
ビタミンB1を含む食べ物には血液をサラサラにする効果があり、主に
豚ヒレ肉・レバー・生ハム・豚ロース肉・大豆・エンドウ豆・青のり・焼のり
・昆布・ひじき・わかめ・干し椎茸・舞茸・えのきたけ・木耳・カシューナッツ
・クルミ・胡麻・ピスタチオなどに含まれています。
まとめ
正月太りの最大の原因は食べ過ぎ・飲み過ぎによるカロリー摂取過多による
ものです。また、正月は、おせち料理を食することが多く、これには塩分が多く
含まれいます。塩分を取り過ぎると血液の濃度を薄めようとする動きが活発に
なり、これがむくみとなり肥満の原因になります。
また、正月は、寒冷期のため外に出る機会も少なくなり、運動不足を招きます。
正月太り解消には適度な運動も必要ですが、なかなか実践できない人には、簡単に
室内でできる運動もあります。「ちょこっとプラス運動」も取り入れれば運動不足
解消になります。
野菜を多く取り、しかも食時の前に野菜を食べる事によってダイエット効果が
期待できます。また、カリウム・ポリフェノール・サポニン・ビタミンB1を含む
食材を取り入れることによって正月太り解消に繋がります。
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