チアダン【奇跡の実話】福井商業高校「JETS」に五十嵐裕子あり!

チアダン

福井商業高校のチアリーダー部「JETS」は信じられない偉業を成し遂げます。

 

全米チアダンス選手権大会優勝という輝かしい栄冠を手にするのです。

 

栄冠の影に五十嵐裕子あり!

 

彼女がいかにして「JETS」を栄冠に導いたのかその手腕をレポートしました。

 

Contents

チアダンは実話が元ネタの映画

 

チアダン「JETS」の奇跡は五十嵐裕子先生指導のおかげ

 

広瀬すず主演の2017年春に公開された映画「チアダン」は実話がモデルです。

 

 

2018年7月に土屋太鳳主演でドラマ化されますが、映画の内容を振り返ってみます。

 

これは、低レベルのダメダメダンス部がわずか3年で全米選手権優勝を成し遂げるまでの奇跡の実話です。

 

福井商業高校のチアリーダー部「JETS」は現在も躍進を続けていますが、当初はお話にならないレベルの低さでした。

 

その「JETS」の指導者は 映画で天海祐希さんが演じています。

鬼教師と言われ厳しい指導で「JETS」を戦う集団にまで引き上げました。

 

 

天海祐希さん演じるモデルも実話で、名前は五十嵐裕子先生といいます。

 

五十嵐裕子先生は、厚木高校の全米大会での優勝演技の動画を見てチアダン部の設立を立ち上げました。

 

実話モデルの福井商業高校「JETS」や五十嵐裕子先生のことを知っておくと映画をより一層楽しめるかもしれません。

 

 

また、2018年7月から始まるドラマも、映画の内容を知っておけば見る楽しみが増えるでしょう。

 

 

チアダン「JETS」は五十嵐裕子先生の行動力で変わる

 

「やりたいと思ったらすぐ行動に移す」五十嵐裕子先生の長所は行動力です。

 

その行動力はすぐさま生きることになります。

 

 

2004年3月、全米大会で優勝した厚木高校の演技をテレビで見た時、一瞬にしてひらめきました。

 

曲に合わせてジャズ、ヒップホップなどめまぐるしく調子が変わるダンスに魅了されてしまったのです。

 

これをやろう!即決です。

 

その後、2004年4月に福井商業高校に赴任し「バトン部」の顧問になると、練習にチアダンスを入れていきます。

 

 

この時点で、全米制覇の夢が膨らんでいたのですが、誰も思いもしない考えもしない夢です。

 

良いと思ったことは何でも取り入れる方針で突き進みます。

甲子園常連の野球部を見習って、大声での挨拶を取り入れます。

 

厚木高校を優勝させたプロダンサーの前田千代さんをコーチに招きます。

 

チアダン「JETS」実話の歴史

 

チアダン「JETS」の前身はバトン部

 

福井商業高校チアリーダー部「JETS」は2006年の創部から僅か3年で全米チアダンス選手権大会優勝を成し遂げます。

 

 

また、その後も快進撃が続き、全米チアダンス選手権で、前人未到の5連覇を達成しています。

 

「JETS」の前身はバトン部で、主に野球部の応援を行っていましたが、大会には出場していませんでした。

 

生徒にチアリーダーをやらせたいと思ったきっかけはあるテレビを見てのことでした。

そのテレビとは神奈川県立厚木高校の全米大会での優勝演技を見て思い立ったのです。

 

めまぐるしく調子が変わるダンスはジャズ、ヒップホップなど曲目が変わるたびに動きを変え、その躍動感に魅了されてしまったのです。

 

同僚らが反対する中、どうしても生徒にやらしたい一心で周りの意見を押し切ってチアリーダー部を創設しました。

保護者たちからも猛反対されたのですが、自分の意思を最後まで貫きました。

 

チアダン「JETS」廃部の危機

 

チアリーダー部を創設したものの、部員はどんどん辞めていきました。

 

厳しすぎる指導に2~3年生は反発し、残ったのは1年生だけになってしまいます。

 

60人近くいた部員は激減して、残ったのは1年生9人だけになってしまい、廃部の危機です。

 

 

校長をはじめ周りから「やめろ」と言われ続けましたが、五十嵐裕子先生は諦めませんでした。

 

その執念は、厚木高校を優勝させた前田千代コーチを招聘したことからも伺い知ることができます。

前田千代コーチは月1回臨時での指導ながら生徒を徹底的に鍛え上げました。

 

五十嵐裕子先生は当時を振り返って「ありえない夢を追いかけている集団だと思われていた」と語っています。

 

、「JETS」というチーム名の意味は「ジェット機のように急成長するチーム」ということでネーミングされています。

 

チアダン「JETS」全米大会で優勝!

 

アメリカではチアリーダーで名門校出身なら、一目置かれる存在なのです。

 

モデルや女優になれるというくらい人気の競技ですしステータスも高いものがあります。

 

 

なので、親たちも、娘をチアリーダーにしようととても熱心です。

そんな国土ですので、強豪がひしめく全米で優勝を勝ち取るのは至難の業です。

 

尚、チアダンスとは ポンダンス・ジャズ・ヒップホップ・ラインダンスの4つの組み合わせから成り立ちます。

 

時間も決められており、2分30秒の競技となっていますが、日本ではまだ認知度が低いです。

そんな本場アメリカで、日本のチームが優勝するんですからものすごい快挙なんです。

 

創部から僅か3年で「JETS」は全米チアダンス選手権大会優勝を勝ち取ります。

「JETS」2016年全米選手権動画

本当にあったすごい実話で、映画のモデルになるのも納得ですね。

 

 

チアダン「JETS」五十嵐裕子先生の教え

 

生活態度の指導がもたらしたもの

 

五十嵐裕子先生はダンスの技術以上に、生活態度を重視しました。

厳しいルールに反発して辞めた生徒も少なくありません。

 

でも、結果的に残った部員たちの結束が高まり、目標に向かっていく推進力になったのです。

・化粧は原則禁止

・髪は後ろで束ねておでこが見えるようにすること

・道具や練習場所の体育館に感謝すること

 

まどなど、礼儀作法を徹底させました。

 

また、精神面での指導にも力を注ぎました。

 

夢ノートの効果

 

五十嵐裕子先生は部員1人1人に「夢ノート」を作らせました。

 

ただ夢を書いただけのノートを見ていても、それが達成されることは殆どないのが現実というもの。

夢ノートには正しい綴り方があって、 抑えるべきポイントもあります。

 

そのあたりも踏まえて生徒の指導をしていきました。

夢を叶える為には逆算して何をすればいいのか書き出すのを基本として指導しています。

 

部員たちは日々、自分の夢を夢ノートに書き綴っていった結果、信じられないスピードで進化していきます。

 

まとめ

 

福井商業高校チアリーダー部「JETS」は創部から僅か3年で全米チアダンス選手権大会優勝を成し遂げます。

 

輝かしい栄冠の影に鬼教師と言われ厳しい指導で「JETS」を戦う集団にまで引き上げた一人の女性がいました。

彼女の名は五十嵐裕子といい、栄冠を手にするまで試行錯誤の連続でした。

 

厳しすぎる指導ゆえ、部員はどんどん辞めていき、廃部の危機さえありました。

それでも持ち前の行動力で「JETS」を盛り立てます。

 

大切にしたのは、生活態度、そして夢ノートを部員に作らしています。

 

7月から始まるドラマを見るにあたっての前知識として頭に入れてもらえれば幸いです。

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