ドラマ「下町ロケット」の続編に前作に引き続き吉川晃司さん出演決定です。
日本を代表する大企業・帝国重工の宇宙航空開発部部長を務める財前役で出演です。
ところで、吉川晃司さんは俳優一筋ではないのにその演技力には定評があります。
吉川晃司さんの演技力はどうやって培われたのか?
その謎を解き明かして何らかの結論を導くべくレポート致します。
Contents
下町ロケットで吉川晃司の演技力に繋がる過去のエピソード
吉川晃司芸能界入りの驚くべき過程
吉川晃司さんの今までの生き様って、ただ一言「凄い」につきますね。
強烈な個性で人生をどんどん切り開いていって前進あるのみという印象です。
一歩間違えば、ただのやんちゃな男で終わっていたでしょうけど、ことごとくいい方向へ向かっていく。
吉川晃司さんって挫折を味わったことあるんでしょうかね?
私も吉川晃司さんみたいに男らしく生きていきたい。
でも正直そんな度胸もないし自信もありません。
男として、吉川晃司さんに焦がれるところは多々あります。
吉川晃司さんにはエピソードとか武勇伝とかいっぱいあるようですね。
もともと芸能界にあこがれていたようですが、芸能プロダクションに入ろうと思い、思い切った手を打っています。
自分でナベプロに手紙を送りつけて自分のことをアピールしたそうです。
当時、吉川晃司さんは広島に住んでいたのでなかなかスカウトされないだろうと思っていたようです。
「広島にはすごいやつがいる!見に来ないと一生悔いを残すことになりますよ!」
まあ、ハチャメチャな手紙ですよね。
手紙を受け取ったナベプロもナべプロでわざわざ広島まで会いに行くとは、よっぽど何かを感じたのでしょう。
吉川晃司さんはその後オーディションを受けて合格しナベプロに入っています。
ナベプロ入りにはこぞって周りの人達は反対でした。
というのも吉川晃司さんは水球の有名選手でU-20日本代表の最年少選手として抜擢をされ、海外遠征にも行っています。
そんな活躍が評価され慶応義塾大学に特待生として入学が決まっていたからです。
最終的には吉川晃司さんは周りの人たちを説得して芸能界入りを果たすことになります。
吉川晃司NHK紅白で見せたハチャメチャなステージ
吉川晃司さんのハチャメチャは芸能界に入っても発揮されます。
極めつけは、国民の多くが関心があり、テレビを見ている人が多いNHK紅白歌合戦でやらかしています。
白組のトップで、しかも白組であるのに真っ赤な衣装で、酒をまき散らして登場します。
ステージ狭しと暴れ回った挙句出演時間をオーバーし、さらにギターに火をつけて、ステージに叩きつけています。
次の出番の河合奈保子さんは、イントロが流れる中、吉川晃司さんが舞台にいるので遠慮してステージに行けません。
注目度が高い国民的番組の冒頭からハプニングです。
吉川晃司さんはこの日の行いによりNHKをしばらく出入り禁止になっています。
若い時って、不思議な力が加わり、大胆な行動や発言をしてしまうことはあり得ることです。
そんな気持ちは分からないわけではありません。
でも多くの人が見ている国民的番組において、それをやってしまう度胸は大したものです。
多分計算外のことも起こり、出演時間がオーバーしてしまったのでしょう。
でも次の出番の人に迷惑がかかるからいいことではありませんね。
こんなハチャメチャなことをやっても何となく憎めないところがあります。
だから芸能界で干されないし、吉川晃司さんにそこはかとない魅力を感じる人も多いのでしょう。
下町ロケットで吉川晃司の演技が評価される理由
下町ロケットで吉川晃司演じる財前の魅力
伊與田英徳プロデューサーは「『下町ロケット』シリーズは、吉川さん演じる財前なしには始まりません。前シリーズで、純国産ロケット打ち上げプロジェクト『スターダスト計画』を成功に導いた帝国重工宇宙航空開発部の部長・財前道生を情熱的に演じていただきました。圧倒的な存在感と冷静な中にも情熱溢れる財前に、私もこんな上司がいたらいいなと憧れるほどでした。今作でも、シリーズ開始早々から様々な壁に阻まれ、窮地に立たされる財前ですが、吉川さんにどのように演じていただけるのか、とても楽しみです」と期待をかけている。
吉川晃司さんは下町ロケットで脇役ながらも主演の阿部寛さんを食うくらいの存在感がありましたね。
伊與田英徳プロデューサーのコメントが多くを物語っているような気がします。
吉川晃司さんの演技力は、NHK大河ドラマで織田信長と西郷隆盛役でもいかんなく発揮しています。
共に個性の強い歴史上の人物ですが、吉川晃司さんが演じると個性の強さに凄みが色濃く表現されます。
個性の強い人物ではない、下町ロケットの善人で巨大企業のエリート部長の役でも魅力たっぷりに演じてしまいます。
吉川晃司さんの存在感は抜群で、あえて大げさに演技しなくてもそこにいるだけで空気が変わります。
吉川晃司を形作ったのは歌手兼俳優と若き頃の体験
「俳優出身ではない“歌手兼俳優”の中ではかなり演技がうまいですし、何より歌手としてのキャリアを重ねる中で培ってきた、俳優にはない、歌手ならではの独特な存在感と言うか、オーラを放っています。単にうまいだけではなく、クールな中にある狂気とか、ちょっと危険な香りも出せる。年齢を重ねた今、その圧倒的な存在感は、例えるならば、故・松田優作さんに近い立ち位置になってきている気がします。音楽分野で頂点を極めたからこその圧倒的な個性を持っているのです」
吉川晃司さんの場合は、俳優一筋でなかったことが逆にいい方向へと向かったのかなと思います。
音楽家としての道も歩んできたわけで、持って生まれた表現力がさらに磨かれたのでしょう。
俳優も音楽家も感性が豊でないと上手く演技や音が伝わらないものだと思います。
但し、俳優と音楽家では感性の質が違うと言えるかもしれません。
吉川晃司さんの場合は、2つを手掛けてきたので、感性の違いをうまく融合して生かしていると感じます。
ハチャメチャだった若き頃の体験も今の吉川晃司さんの存在感をより大きくするための過程であったような気がします。
まとめ
ドラマ「下町ロケット」の続編に前作に引き続き吉川晃司さん出演決定です。
吉川晃司さん水球で慶応義塾大学の特待生を捨て皆の反対を押し切り芸能界の世界へ
吉川晃司さんNHK紅白歌合戦のハチャメチャなステージでNHK出入り禁止となる
下町ロケットで吉川晃司演じる帝国重工宇宙航空開発部の部長・財前道生の存在感は抜群です。
吉川晃司さんを形作ったのは歌手兼俳優でもまれことと若き頃のハチャメチャな体験です。
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