木下ほうかさんは悪役やイヤミな役はぴか一です。
もっとも出演する映画やドラマは悪役ばっかりなので……..。
木下ほうかさんは「下町ロケット」続編に再登場します。
もちろん役どころはお決まりのパターンです。
木下ほうかさんは今では映画やドラマにひっぱりだこです。
でも人気が出るまでの道のりはとても長いものでした。
そんな木下ほうかさんの今までの歩みを振り返りいかにして成功したのか?
学ぶべきところはどこなのか?探ってみました。
Contents
下町ロケット続編出演木下ほうかの意気込み
下町ロケット続編に木下ほうかさんが再び登場します。
冷酷な性格で人を切り捨てる帝国重工宇宙航空部本部長・水原重治役で再登場です。
私の上司にもこんな嫌な人いたので、木下ほうかさんとその人が重なってしまいます。
木下ほうかさんは、イヤミな役を何ともイヤらしく演じる技術は凄みも加わり鳥肌ものです。
木下ほうかさんは何故かいつも演じるのは悪役ばかりで、悪役のスペシャリストと言っていいでしょう。
もともとそれほど怖い顔ではないと思いますが、画面を通して映る顔は悪役そのものです。
今回も悪役ぶりを発揮して見る人の心を凍りつかせてしまう熱演が見られそうです。
木下ほうかさんのコメントからも下町ロケット続編の意気込みを感じます。
国民の誰もが知り、誰もが大好きなこのドラマに再び参加できることは、まことに光栄でございます!その反面、いち演者として更なるクオリティーの向上をはからねば意味がありません。劇中の工業製品の新開発のように、進化する私に是非ともご注目くださいませ!
下町ロケット続編に出演の木下ほうか下積み時代
木下ほうか諦めかけた俳優への道
木下ほうかさんは16歳で映画デビューを果たすも、その後は鳴かず飛ばずの状態が長く続いていました。
売れだしたのはデビューしてから何十年も経ってからなので下積み生活が本当に長い苦労人です。
こんなに長い期間頑張っても芽が出ないのであったなら、普通なら方向転換を考えると思います。
木下ほうかさんも食べていける道を求めて他の道を模索したようです。
会社員として生きることも考えたようですが、試験に受からなかったそうです。
この時、もし試験に受かっていたら、後の木下ほうかという俳優は世に出ることはなかったのです。
ちょっとした運命のいたずらが名わき役を生んだことになります。
努力すればいづれ報われるというフレーズは、木下ほうかさんが模範と言えるかもしれません。
でも現実の世界ってそんな甘いものではなく、努力しても報われない人の方が圧倒的に多いはずです。
特に芸術関係、俳優や音楽や作家などで食べていこうとしても上手くいかない人は多いのです。
木下ほうか独身の理由
木下ほうかさんは1964年生まれの54歳(2018年9月現在)ですが独身です。
若いときにはモテていて、なかなかのイケメンだったと本人は言っています。
イケメンかどうかは別としてブ男の部類ではないことは現在の姿から見当がつきますね。
恋人もいて結婚話も出たらしいのですが、木下ほうかさんは「離婚するのが嫌だから結婚しない!」と言ったとか。
過去を振り返り照れでそんなことを告白したのかもしれませんが、背景に経済という深刻な問題があったと思います。
結婚話はいくつぐらいの時なのかわかりませんが、経済的なことで苦労を掛けるから身を引いたのかもしれません。
安定した収入がない芸術関係にかかわっている人のよくあるパターンです。
でも今はもう有名人でもあり経済的にも余裕があるでしょうから、堂々と結婚できる立場にあります。
俳優として芽が出るのも遅かったので、結婚も遅咲きでいいと思いますがどうでしょうか?
尚、木下ほうかさんが結婚に縁がなかった理由として役どころが影響したと語っています。
悪党や意地悪な人の役を演じることが多いため、「性格が悪そう」だとか「感じが悪い」との先入観を持たれてしまった。
だから、女性が寄ってこないと嘆いていました。
木下ほうかアルバイトで食いつなぐ日々
俳優として食べていけなかった頃は、生活のためアルバイトで食いつないでいました。
着ぐるみショーのスーツアクター、水道工事、電気工事、ダクト設備、ダスキンのレンタル商品交換業務などなど。
木下ほうかさんは、さまざまなアルバイトをしてきましたが、変わったところでは報酬がいい治験バイトにも手を出しています。
治験バイトとは、新薬の効き目や安全性について確認するために、実際にその薬を試す被験者となるバイトです。
その新薬が人体に悪影響をおよぼさないか薬を実際飲んで検査する人体実験なんです。
入院込みのバイトだと、3食付いて1週間で10万円以上の報酬を受け取れるそうです。
でも入院中はずっ拘束されるので、役者としての稽古ができないので長くはやらなかったそうです。
そんなアルバイトがあるなんて知りませんでしたが、ちょっと怖いですよね。
私たちが普通に飲んでいる薬は、被験者の「治験」を経て厚生労働省が承認するという流れなんです。
木下ほうか骨髄バンク提供手術の勇気に喝采
木下ほうかさんと言えば、骨髄バンクにドナー登録して、実際に骨髄液を提供しています。
骨髄バンクにドナー登録したきっかけは、献血をしていたときに骨髄バンクのポスターを目にしたからです。
骨髄バンクにドナー登録しても実際に自分の骨髄が患者に適合する確率は低いそうです。
そのためか、ドナー登録したもののその後連絡がこないまま月日が流れたようです。
そうこうしているうちに、ある日ドナーに選ばれた旨の通知が骨髄バンクから届いたのでした。
そのころ、木下ほうかさんは仕事が忙しくなってきたこともあり、提供手術を受けようか悩んでいたようです。
所属事務所や両親に相談すると猛反対を受け、提供はやめようかと考えていたときに、歌手本田美奈子さんの訃報を知ったのでした。
本田美奈子さんは急性骨髄性白血病のため05年に38歳の若さで亡くなっています。
本田美奈子さんは骨髄バンクに患者登録しドナーを待っていましたが、適合者に巡り合えませんでした。
ドナーは手術だけでなく、確認検査や健康診断、そして最終同意後に採取する病院へ数回通う必要があります。(大半が平日)。
仕事を休みにくく、休業補償がないうえに後遺症が残る可能性があるので、ドナーが最終同意前に提供を断るケースが少なくないそうです。
木下ほうかさんも随分悩んだことだと思いますが、天国に旅立った本田美奈子さんが後押ししてくれたのかもしれません。
下町ロケット続編に出演の木下ほうか成功の秘密
木下ほうか俳優としての個性と強み
木下ほうかさんは長い下積みがあって現在の地位を確立しています。
俳優として芽が出る前は毎日の生活もままならないほど貧乏な生活を長く続けていました。
木下ほうかさんが俳優として確固たる地位を確率できたのにはいろいろ理由があると思います。
一番大きな理由は、俳優という仕事が好きでたまらなかったからではないでしょうか?
好きだからこそ下積みが長くてもあきらめずに続けられたのだと思います。
とは言っても俳優業が好きでたまらなくて芽が出ない人はいくらでもいるはずです。
木下ほうかさんと彼らの違いはどこにあるのでしょうか?
もちろん運の要素が大きかったことは間違いありませんが、違いは俳優としての個性や強みではないかと私は思います。
人より何かぬきんでていないと、アピールできないので個性とか強みとかが必要になるのです。
木下ほうかの演技に生きる人間力
木下ほうかさんは、悪役やイヤミな役なら誰にも負けない味が出せるし、それがストロングポイントになっています。
決して怖い顔をしているわけではありませんが、心にじわじわ迫る冷徹な演技は恐怖さえ感じてしまいます。
木下ほうかさんは悪役やイヤミな役のスペシャリストして今後も活躍していくことだと思います。
下町ロケットの続編では今まで以上の凄みを見せてもらいたいと期待しています。
ただ、木下ほうかさんが俳優としてもっと幅を広げるために、今後は違う役柄でも存在感を示してもらいたいです。
いろいろなアルバイトの経験、骨髄バンク提供手術の経験なども人間力として演技に生きるはずです。
特に骨髄バンク提供手術は誰にでもできることではありません。
他人の生死にかかわることに捧げる勇気は尊敬に値します。
木下ほうかさんが俳優として花が開いたのは、まさに彼の人間性が演技にも投影されるからだと思うのです。
最後に木下ほうかさんの俳優としての心構えの言葉をお伝えします。
僕ら役者は今日、明日は何とか仕事があっても1週間、1カ月先はどうなってるかわからない。立場はフリーターと変わりません。常に危機感を持ってますし、だからこそ、その時その時の芝居に真剣に取り組む。それが今のモチベーションになっているんです。
まとめ
下町ロケット続編に木下ほうかさんが冷酷な性格で人を切り捨てる帝国重工宇宙航空部本部長・水原重治役で再登場します。
木下ほうかさんが、俳優としての地位を確立できたのは、長い下積み生活を耐え忍ぶことが出来たことも1つの理由です。
木下ほうかさん独身の理由は、役柄の影響で女性が寄り付かなかったこと?および独自の考え?があったからです。
木下ほうかさん俳優として食べていけなかった頃は、生活のためいろいろなアルバイトで食いつないでいました。
木下ほうかさんは骨髄バンクにドナー登録し実際に手術して骨髄を提供しています。
木下ほうかさんのストロングポイントは、悪役やイヤミな役なら誰にも負けない味が出せるところです。
木下ほうかさんが俳優として花が開いたのは、まさに彼の人間性の賜物だと思うのです。
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