プロゴルファーの石川遼選手の現在は?
そして彼の破格の年収の秘密に迫ります。
石川遼選手は再び輝けるのか?
2018年の男子日本ツアーに注目です。
Contents
石川遼の年収が凄いわけ
石川遼いきなりつかんだ栄光からスランプへ
石川遼選手がゴルフ男子ツアーで初優勝したのは高校1年生の15歳の時です。
アマチュアにもかかわらず、並み居るプロを押しのけて若干15歳の少年が優勝したことに驚きは隠せませんでした。
ハニカミ王子という愛称で、ゴルフ界に旋風を巻き起こし、爽やかな立ち振る舞いにアイドル的な存在になりました。
ゴルフでは初優勝を飾った後も快進撃を続け、2009年には最年少男子ツアーの賞金王に輝いています。
2013年からはアメリカツアーに参戦しましたが、2017年は絶不調に陥りシード権も逃してしまいました。
15歳でつかんだ優勝からすでに10年以上の月日が経っています。
2017年ゴルフではさっぱりの状態でも今まで築いてきた実績と人気からスポンサー契約やCM出演料は高額です。
石川遼の年収大半はCMとスポンサー契約
石川遼選手のゴルフで稼いだ賞金に比べて、スポンサー収入の方がはるかに高額です。
やはり一時代にぱっと花を咲かせたご褒美に今でもありつけるのです。
石川遼選手の年収は10億円とも言われていますが、その9割近くはスポンサーやCM料になっています。
但し、契約するスポンサーは年々減少傾向にあります。近年のゴルフの成績の悪さがスポンサー契約にも蔭を落としています。
ちなみにアメリカツアーで大活躍の松山英樹選手の年収も約10億円と言われていますが、そのうちの半分はゴルフのトーナメントで稼いだ金額です。
今後さらに松山英樹選手が活躍を続けるようでしたら、CMやスポンサー料が跳ね上がり、石川遼選手とは差がどんどん広がっていくと思います。
石川遼、日本ツアー復帰と選手会長赴任
石川遼の魅力とは?
ところで、石川遼選手は2018年、日本ツアーに復帰します。
アメリカツアーのシード権を失ったこともあるのでしょうが、じっくり日本で立て直してまたいつかアメリカツアーに挑戦する考えであると思います。
石川遼選手の魅力は、普通のプロでしたら安全策のところ、失敗を恐れず大胆に攻めるゴルフなのでとにかく見ていてとても面白いです。
チャレンジ精神旺盛なところはテレビ映えします。
今男子ゴルフの人気は下降線を辿っていますし、テレビの視聴率もここ数年ジリ貧が続いています。
石川遼選手が2018年、日本ツアーに専念することによって人気回復の一躍を担うことができるか注目されています。
石川遼、選手会長赴任
尚、石川遼選手は、今年選手会長に選ばれており、歴代14人目の選手会長で、26歳は最年少での就任となります。
今年、石川遼選手は国内ツアーに専念することを決めていたので、宮里前会長の推薦もあり理事会の中で選手会長就任を決断したようです。
また、石川遼選手へ選手会長就任を打診した前会長の宮里優作は、次のように語っています。
「日本のゴルフを活性化させるために、(選手会長は)石川君しかいないと考えていました」、彼に寄せる期待の大きさが表れています。
逆に言えば26歳の青年に託さざるをえない状況は、日本男子ゴルフツアーの危機さえ感じます。
石川遼、ゴルフ活性化への思い
トーナメントへ足を運ぶ観客の減少、男子ゴルフ中継の視聴率の低迷が続けば、スポンサーもどんどん減っていくでしょう。
石川遼選手もその辺の事情は十分かっていて、「ファンサービスの向上」「ジュニア育成」「チャリティ活動」などに区分して取り組んで行くようです。
「副会長のサポートをいただきながら、僕が引っ張っていけるように勉強しながら進めていきたい」と意欲を見せています。
国内男子ゴルフの活性化について、次のように語ったのが印象的でした。
「数字の1というのがキーになると思う。トーナメント会場に足を運んでくださる人、ゴルフファンをひとりでも増やせるように努力したい」。
「1%でもテレビの視聴率が上がるように、何かをひとつでも良くするために何をすべきかを考えたい」。
石川遼、いつの日か世界へ
石川遼を襲った反動とは
石川遼選手は若いうちに大成功を収めて、プロゴルファーとしていきなり頂点に立ち、世間から注目される存在になりました。
ここ1,2年は華々しい活躍はしていませんが、デビューして10年余り、今迄の活躍で莫大な財を築いています。
それはアメリカにも日本にも豪邸を複数所有する事実から垣間見ることはできます。
最近成績が振るわない理由に、ハングリー精神が無くなってしまったことが指摘されていますが、あまりにも簡単に頂点に立ちすぎたことが思わぬ反動を招いたと言われています。
石川遼成績不振の理由
プロゴルファーは、試合に出るにあたって遠征に次ぐ遠征で、旅費・宿泊代等多額のお金がかかります。
トーナメントに出ることさえハードルが高いのに、予選落ちすれば手にする賞金はゼロです。
賞金はゼロだったとしても、旅費、宿泊代、コースに支払うプレー代等は自分で負担しなければなりません。
お金が掛かりますが、無名のゴルファーは良い成績を納めアピールしなければスポンサー契約にたどり着けません。
そのため長年苦しむ選手も多いのですが、石川遼選手の場合は当初から稼ぎまくっていました。
そのせいで逆にモチベーションが下がったとしても不思議ではありません。
また、さらに上を目指すために取り組んだことが、逆にマイナスに作用したとも言われています。
石川遼の復活に期待
石川遼選手は、この10年間であまりにもいろいろな経験をしたと思いますが、なんと言ってもまだ20代半ば過ぎの青年です。
プロゴルファーのピークは30代になってからと言われている中で、若いうちに早々と頂点を掴んでいます。
そのギャップで今は苦しみもがいていますが、今までの経験で培ったことが生きる日もやがてやって来ると思います。
とりあえずここ2,3年は日本のゴルフ界復権のために奮闘してもらいましょう。彼意外にこの大役はできません。
そしてアメリカツアーに復帰し世界で大輪の華を咲かせる日があることを信じましょう。
まとめ
石川遼選手は日本ゴルフ男子ツアーで若干15歳と言う年齢で優勝しています。
初優勝以後も優勝を重ね、2009年には日本男子ゴルフツアーの賞金王にも輝いています。
その後日本を飛び出しアメリカツアーにも参戦しましたが、スランプに陥り成績も泣かず飛ばすでした。
最近の成績は今ひとつですが、年収はCMやスポンサー料が大きく10億円ぐらいの稼ぎと言われています。
2018年は日本ツアーに専念し、選手会長にも赴任しました。
日本のゴルフ界は低迷が続いていますが、石川遼選手に期待が高まっています。
日本のゴルフの復権と彼自身スランプ脱出できるか注目です。
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