「この世界の片隅に」ドラマの松坂桃李「娼年」で見せた色気は封印?

この世界の片隅に

2018年7月から始まる「この世界の片隅に」のドラマに松坂桃李さんが出演します。

 

戦時中が時代背景で、主演の松本穂香さんの夫を演じ、温厚で優しい性格です。

一方、2018年4月公開の映画「娼年」では、秘密クラブで男の色気プンプンです。

「この世界の片隅に」と「娼年」は一見180度違う内容と理解されがちです。

 

ただ基本的なテーマは突き詰めれば時代が変わっても不変です。

 

松坂桃李さん出演「この世界の片隅に」と「娼年」についてレポートしました。

 

Contents

「この世界の片隅に」ドラマの松坂桃李は松本穂香の夫

 

TBS系で7月から放送される日曜劇場「この世界の片隅に」で松坂桃李さんの出演が決まりました。

主人公松本穂香さん演じるすずの夫周作を演じることになります。

 

松坂桃李さんは、映画と違いドラマは時間を重ねて見てもらえるだから楽しみと語っています。

 

また、時代背景が太平洋戦争直下で、戦争を知らない世代が演じることの意義も語っています。

「この世界の片隅に」は戦時下を生きる夫を演じることを前提とした中でしっかりと伝えたいことを表現したい。

 

寄り添いながら支えながら、貧しいながら小さな幸せを築きながら生きていきたい。

生き抜くことで培われる強さや、暮らしの中で感じる日常、そして小さな笑い等、テレビで感じてもらえれば最高!

こういうありふれた日常の中にある幸せを、気付いてもらえるものを形にしたいと語っています。

 

「この世界の片隅に」ドラマの松坂桃李は「娼年」映画で新境地

 

松坂桃李、映画「娼年」に出演

 

「この世界の片隅に」は、戦争の真っただ中で生きていくことだけで大変な時代を描いています。

一方、松坂桃李さん主演「娼年」は、「この世界の片隅に」とは一見真逆な映画のように思えます。

 

物語は、松坂桃李演じる大学生のリョウは、バーテンダーのバイトに明け暮れながら無気力な毎日を過ごしていました。

そんな日々の中、リョウはあるきっかけで、コールクラブで働くことになりました。

それは、女性たちの相手をする秘密クラブだったのです。

 

松坂桃李「娼年」の秘密クラブで自信を深める

 

リョウは、様々な事情を抱えた女性たちと出会い、体の関係を結び続けていくうちに少しずつ変わっていきます。

無気力だったリョウが閉じていた心の扉を開いていき、表情も明るくなっていきます。

 

それはバーテンダーのバイトでは感じなかった人のぬくもりなのかもしれません。

生身の女性と接し、彼女たちの歓ぶ姿や彼女たちの役に立っていることが自信になっていきます。

 

精神的なことと肉体的なことで彼女たちを満たし、彼女たちもまた精気を取り戻していくのです。

 

「娼年」と「エマニエル婦人」

 

「娼年」はR18指定の映画なので高校生は見れませんが、こっそり見に来る女性もいるでしょう。

そういえば、かなり昔の話で恐縮ですが、高校生の時に「エマニエル婦人」を見に行った記憶が蘇ります。

 

「エマニエル婦人」がR18指定の映画だったかどうかはわかりません。(調べれば分かりますが)

 

ただ、映画館で中学性の時に同じクラスだった女性とばったり遭遇して、バツの悪い思いをしてしまいました。

「エマニエル婦人」も性をテーマにした映画なのでセックスシーンがあります。

主人公の婦人は最初はおとなしくしていましたが、次第に内に秘めた欲望を開花させていきます。

 

性の解放とその真理を追求するため大胆な女性へと変貌していく姿を描いた映画です。

 

「娼年」も「エマニエル婦人」も女性の視点から描かれた映画なので、ポルノ映画とは全く性質が違います。

2つの映画を同列に扱うことはできないと思いますが、女性も興味を持ってみることが出来ると思います。

 

それにしても時の流れを感じてしまいます。

「エマニエル婦人」で有名になったシルビア・クリステルさんは数年前に亡くなっています。

 

「この世界の片隅に」ドラマの松坂桃李の活躍とテーマ

 

「この世界の片隅に」ドラマの松坂桃李の進化

 

それにしても「娼年」の公開時期はよく考えらたタイミングで行っています。

 

NHK朝ドラの「わろてんか」が終わった時期を狙っていました。

「娼年」は激しいセックスシーンもあるので、NHKの朝ドラと被っていたら、大変なことになっていたでしょう。

 

「わろてんか」が終わったばかりで、松坂桃李ファンにとっては映画が見れるし言うことなしです。

そして、7月からは「この世界の片隅に」が始まります。

 

「わろてんか」⇒「娼年」⇒「この世界の片隅に」と松坂桃李さんにとっては活躍の場が切れ目なく続きます。

松坂桃李さんの演じる役の幅の広さ、芝居への真摯かつ積極的なな姿勢は、見習うべきものがあります。

だからオファーも絶えないし、松坂桃李さん自身も進化し続けています。

 

松坂桃李さんは、今や日本を代表する俳優に育ち、今後もますます活躍の場を広げていくのだろうと思います。

 

「この世界の片隅に」と「娼年」「いかに生きるか」がテーマ

 

「この世界の片隅に」の物語は、戦時下の広島・呉市での一般市民の生活が描かれています。

その中でも、登場人物の恋愛模様が描かれていますが、「いかに生きるか」と結びついて大きなテーマになっています。

 

現代人から見ると、理解しずらい恋愛行動もあるのでそれを見比べても面白いです。

また、すずの悩みや苦しみを通して「いかに生きるか」という壮大なテーマなので、見どころ満載です。

 

松坂桃李さん主演「娼年」と「この世界の片隅に」は一見真逆に思えます。

「この世界の片隅に」でも色恋の話はありますし、艶っぽさが伴う場面もあるかもしれません。

 

しかし、「この世界の片隅に」では、松坂桃李さんのオスとしての色気は全面には出てこないでしょう。

ただどちらも、形が違っていても「いかに生きるか」というテーマにたどり着きます。

 

だから、時代背景やドラマの内容が違っていても基本的な大きなテーマは共通で不変なのです。

 

まとめ

 

「この世界の片隅に」のドラマに松坂桃李さんが松本穂香さんの夫として出演します。

松坂桃李「娼年」映画の秘密クラブで女性を悦ばせることで自信を深める。

 

松坂桃李、「わろてんか」⇒「娼年」⇒「この世界の片隅に」と話題作に次々出演。

 

「この世界の片隅に」と「娼年」、時代が変わっても根底のテーマは不変。

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